2010年4月1日木曜日

連載コラム153 from 東京

これが考えすぎと思ってる人が、いるみたいだね。そんなこといってると、123kのスライダー投げちゃうけど、大丈夫かな? 3行もつかな?

魔娑斗が、試合前の記者会見で、挑戦者に、「大丈夫かな? 3Rもつ?」なんて挑発してたね。挑発というか、珍しくやさしく声かけた。

横浜の遠藤も、ケガから復帰したときに、「148kのストレートが戻りさえすれば、なんとかなるだろう」って、何回もいってた。うちの家族で、なんで148kにこだわるんだろうなって笑ってたけどな。

これも、考えなさすぎなんだね。宮根アナも、すいませんね。深く考えずに言っちゃって。ああいえば、みんなが喜ぶと思って・・

てながエビちゃんも、幸せオーラが出てるとかいわれて、たぶんだけど、いまの自分は頭も、体も幸せじゃないかって思うんだよねえとかって、まわりくどいこといって、哲学やってたけどね。そういうのが、考えすぎなわけよ(笑)

隣に座ってた総武鉄道さんも、かわいいというか、香取慎吾に似てますね。

まわりくどく考えるのは、ドイツとか、ギリシャが好きなイメージがある。

イメージっていうのは、いまのギリシャの情報ってほとんど日本に入ってこないから、わからない。いま、ヨーロッパでのけ者扱いというか、救ってやるとか、やらないとかで、もめてるみたいだな。昔は、有名な哲学者が、いろいろ出たわけでしょ。オリンピック発祥の地でもある。

それで、哲学ばっかりやってると、やっぱり経済がダメになるみたいな(笑)こういうのは、すごく面白いというか、話が広がるけどね。

まだ、「サンチェ」って魔球も持ってる。バッターの手元で球が大きく見えてくるらしいんだ。しかも、バットに裂傷を負わせる勢いがある。

松崎は、世代が違いすぎるというか・・。一番、テレビ見てなかった頃の世代だからね。あの頃は、バーチャルが人間をだめにすると思ってたから、ほとんどテレビ見なかった。高校時代のことも知らないし、巨人とやったという日本シリーズすら見てないんでね。松崎がいたのに4連敗したみたいだね。

DARUMAは、タバコ吸ってた。

逆に、桑田とか、清原の頃は、テレビばっかり見てたからね。松井のこと、ゴジなんて呼んでた。まさか、岩倉鉄道に負けるとは、思わなかった。ガッツポーズして喜んだよ。

松崎の日本のころの成績をネットでみたけど、たいしたことないねえ(笑)

波があるというか・・。前原の胸元に投げて、威嚇されても動じないんだろうね。

もっとも、大試合に強い選手って、普通の試合で力発揮できなくなったりするから、難しいね。ボンズしょうゆとの対戦は、ニュースで見たけど、松崎が全部直球投げるって宣言して、一発大ファール打たれたら、もう直球投げなかったんだな。中ファールくらいだったかもしれないけど。

同じ時代に強いもの同士がそろうのも運だからな。白鳳も大変だな。バルト海は、厳しい海らしいけど。一人横綱っていうのも大変らしい。千代の富士も、大変だっていわれてて、うちの家族で、誰も強いのがいなければ、簡単に優勝ができるんだから、大変なはずないって、話してたけどね。やっぱり、責任とか、経験者じゃないと、わからないだろうから。

マアくんも、考えすぎとかいわれてるようだけど、確かに、若い頃は、綾戸綾くらいに猪突猛進がいいかもね。ブーマーみたいに・・

どの分野でも、体に覚えさせないと、頭で考えても、どうにもならない面があるだろうから。

大体、ピッチャーがきれい事いってると、「この野郎」ってバッターも思うんじゃないかな。この辺が難しいところなんだろうな。巨人はロッテより弱いという悪口も、火をつけるだろうけど、奇麗ごとも、そういう面があるんでね。

それがわかってでも言うんなら、また凄いけどね。稲盛さんも、若い頃から哲学ばっかりしゃべってたらしい。住友銀行の堀田庄三さんも哲学ある経営者といわれてたけど、会ったらしい。それで、いきなり説教された。

「俺だって若い頃は遊んだんだ。若い頃から、そんなこといってちゃだめだ」って説教されて、このおっさん、わかってないなと(笑)

まあ、ローマの頃も、金と物欲でどうにもならなくなってたらしい。ミルクの風呂入ったり、贅沢の限りを尽くしてた。それでも、いまの贅沢からすれば、かわいいものだったろうね。スタジアムで奴隷や囚人を猛獣と戦わせたりして、何万人も入ったんじゃないの?ラッセルクロウの映画にもあったろう。

デップの映画は、意外と見てない。フェイクと、インディアンと・・レオさまと共演したやつとか、あったような気がするけど、中身は覚えてない。デップは、ちょっと、稲山くんに似てる。稲山くんが、オールバックにしたら、ああいう感じになるんじゃないか・・

ローマはあまりにひどいんで、ワインの規制もやったみたいだし、いまと似てるでしょ?イギリスも、パブの規制やったり。だけど、そういう小手先のことやっても、対処療法というか。桑田が、ワインつくるとかいうのは、おつだけど。

それで、反動としてキリストみたいなのが出てきた。ソクラテスとか、老子、釈迦ってほとんど同時代に出てるんだな。結局、その後も、カリギュラとか、ネロとか、気持ちの悪い政治家が出てきて、キリスト教信者が、虐殺されたみたいだけど。ソクラテスも、へんな理由つけられて死刑になってるし。小浜は、「太った猫」なんていってたけど、ソクラテスは、「満たされた豚」なんていってる(笑)

釈迦だって、物欲まみれの生活が、危険かを悟って出家して、極端に物欲を遠ざける生活をしたわけ。あとでそれもバカらしいことに気づいて、中庸が一番といってるんだけどね。

物欲まみれの何がいけないのかというと、内面世界がスカスカになっちゃうわけでしょ。こういうと、頭の中に知識がなくなるのかって、すぐに浮かぶ人がいるだろうけど、そういう発想も、違うようですね。

それで、釈迦は、人生とはなにかという教えを説いてまわって、代わりに食べ物をもらうという生活方法をとった。それが、この世界で生きながら、内面をスカスカにさせない最良の手段だと。スカスカという表現がきついなら、ギトギトでも、ネチョネチョでもいいけどね。

瀬戸内若長さんは、いまは、説法しても、みんなお金くれないって(笑)

要するに、内面がネチョネチョにならなければ、いいんだけど。極端にいえば、ネチョネチョにならずにいられるなら、SMやったっていいわけ。やりながら覚醒していられるなら・・。もっとも、そういうことをやりたいと思い出した時点で、内面が危うくなってるんだろうけど。

すぐに金になる話。一週間で簡単に覚えられるとか、そういうのがいい。だから、大学で、哲学を学ぶとかって、親に反対されるんじゃないの。そんな就職に役に立たないくだらないもの学ぶためにお金は出せないわよとかいわれて。まあ、確かに、哲学の大半が○○らないと僕も思うけどね(笑)

ドストエフスキーも、小説で言ってるけど、貧乏は不幸ですね。物質的に。だけど、実は、金持ちも幸福じゃないんだっていうわけ。もちろん、全部とはいわないけど。そういう心のからくりに金持ち自身が気付いたとき、貧乏と金持ちの歩み寄りがはじまるんだと。

ローマとか、2000年くらい離れてみれば、起こってることの意味がわかるけど、時代の中に入ると、意味がわからなくなりますね。だけど、浜ちゃんもいうように、芸術とか宗教の天才とかは、真実性からずれにくいというか、歴史を眺めるような目で今を見れるというか・・そういうのが、ボツボツ出てくるみたいですね。ほんとは、歴史を学ぶって、そういうことじゃないかな。

きよしさんも、いまは、まるでローマだなって。

宗教によって、内面をネチョネチョにさせないための手段が違うんだけど、元をただせば、ネチョネチョにさせないという点で共通してると思うわけですね。ただし、機械化すると、皮だけ引き継がれて、またネチョネチョになってしまうから、難しいですね。

有田さんも、スポーツっていうのは、どこの国でも胸式呼吸だけど、日本のスポーツだけは、腹式呼吸を重視するって。イチローも、体型が違う。

広岡さんも、中村天風のもとで、クンハバカを学んだらしいですね。肛門に力を入れるらしい。誰か球団の人が、中村天風に頼みにいったらしい。「広岡にコーチに来るよう薦めてくれ」と。中村天風にお前やれっていわれれば、広岡も従うしかないからって。

大阪の知事も、クンバハカやれば、面白いんじゃないかな・・

要するに、あまりに物欲まみれの生活になると、無意識の闇においやられるものが多くなる。それで、何が起こってるのか気付かなくなる。ただ、笑ってればいいもんでもないと思いますけどね。聖書にも、「死の平和」って表現がでてくる。もちろん、ムードメーカーも必要だけど。笑わせる側より、笑う側に問題があるかもしれないし。そればっかり、強迫的にもとめるというか。環境問題も、重要だけど、人間の内面が危ういということに、気づかなくなってきてるんじゃないですかね。

フロイトは、実は、人間の普段の意識は、氷山の一角でしかなく、ほとんど無意識にあやつられてるんだと。キリストとか、釈迦っていうのは、つねに意識化できるというか、無意識と意識が、同じようなんだな。そこから生まれるのも、慈悲の心ってやつみたい。岡潔さんのいう「虫一匹、殺さないというような心境にならないと数学の難問が解けない」というのに似てるかもしれない。

こういうと、すぐ俺に無意識などあるはずないとか、意識化など簡単だとかいう人が出る。でも、そういわれて、ムキになって意識しようとするほど、狭い視野の中での揚げ足取りになっちゃう。

人間が小っこくなるというか・・。また、善人とかとは別で、小さい人ほど、大きい人がわからないというか、小指の先しか拡大して見えない。逆に、大きい人(無意識の部分が小さくなった人)には小さい人がわかるらしい。そういう意味で、subwayという映画は面白いですね。

そういう感覚さえあれば、この笑いは何かとか、涙は何かとか、すぐに判断できるんじゃないかな。頭で、じっくり考えるんじゃなくて。実は、僕も、よくわかんないんだけど(笑)覚醒なんていってる人間が、おどおどしてたら、みっともないでしょ?

感覚つくるというか、もともと仏とか神は自分の中にあるともいうじゃないですか。まず、内面ありきというか。それが、○後の世界にも大きくかかわるという哲学ですね。2000年前にそろったのは。

アメリカでも、アーノルドミンデルって心理療法家が似たようなことを言い出しましたね。ただ、どうしても、古人たちが苦労してつかんだものを一ヶ月かそこらでつかめるような気にさせる軽い雰囲気がつきまとう。でも、見下ろすようにいっちゃうけど、ソクラテスとかと比べたら、すごい進化と思う。

売れてる本もあるだろうけど、西本みたいなシンカー持ってるとか、平松みたいなシュート持ってるとかいう出版社が、なくなってる。

長島さんが、あのシュートが打てないかなあ・・て、ぼやいたのも、平松のシュートと比較していったんじゃないのかな。平松のシュート覚えてないけど。

特別なことしなくても、昔の主婦は、掃除、洗濯、料理で、自然にそれなりの人間らしい感覚をつかめた。いまは、そのあいた時間になにをするかということでしょうね。

上原は、どこも雇ってくれなきゃ、やめるしかないっていってた。なんで、そんなこといったのかな?二軍で月20万くらいの給料で、20年働かせてくれるようなやさしい球団は、ないんだろうね。僕は、そういう野球がやりたいねえ(笑)

でも、野球って不思議なもので、5、6年も2軍でやってると、もう、あがるの難しいみたいですね。二軍でいつも首位打者とか、ホームラン王って選手もいたけど。中畑くらいじゃないの、二軍生活が長くて、しかも大学出の超遅咲きで、あれだけの中心選手に育ったのは。王なんかは、3年間はただの人だったみたいだけど、それくらいがいいみたいですね。

二軍生活の長かった赤ゴジラも、結局、一軍にあがって1年はよかったけど。本家が赤になったからって、遠慮しなくていいのに・・

長島さんは、大沢さんも、そろそろタイトル取らないと、このまま無冠でいっちゃうんじゃないかって、心配してた。



コラムニスト●
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森田益郎

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