2010年3月1日月曜日

連載コラム151 from 東京

高橋が、メダルを取って、これがフィギア男子日本では初のメダルというのも、意外ですね。女子のフィギアは、日本のお家芸みたいだけど、なんでだろう なんでだろうって、またいなくなっちゃったのかな。アノ人たちも..

佐野元春さん、メダルとったかと思ってたんだけどね。とんねるずが、シカトされたとか唄ってたけどね。

全般的にみて、冬のオリンピックは、怖そうな競技が多いね。この年になって気づいたけど、冬のスポーツは、自分はどうやっても、やりたくないというようなのが多いな。ああいうところに実は、お笑いの宝庫がある。仕事なくなっちゃった人たちの宝庫が。アンガールなんかも、最近、面白いこと言ってないだろう?歌を忘れたカナリアってたとえがあるけど、面白いこと、いえなくなっちゃったのかな・・

スキーのジャンプにしてもそうだし、アンガールが、120メートル飛んだら、面白いと思うよ。コクボのスノボにしても、あれは、どうやっても怖くて出来ないね。すごいと思うよ。練習だって、失敗したら、洒落にならないだろう。練習がないというか。冬のオリンピックの競技は、練習も試合も同じというようなのが多いね。実際、練習中に骨折したみたいだし。

真剣勝負の最中の方には、すいませんね。冗談抜きに、時速90kで140メートルも、空を飛んでるわけでしょ。ああいうのをやる選手は、ちょっとくらい試合前におべんちゃらさせてあげてもいいんじゃないかと思っちゃうけどね。

緊張して体が堅くなったら、よけいに怪我しやすくなるだろうし。服装をちょっと、だらっとさせることくらいで、体もだらっとリラックスするんなら、いいじゃないかとか。あくまで僕個人の意見であって、やれば批判されるのもわかってるけどね。

まあ、コクボのことだから、はじめから、その批判の中でやるプレッシャーと、天秤かけた上で、そっちを選んだんじゃないかな。

ただ、きちんとしたいい制服があるわけだから、あんなことしなくてもいいんじゃないかなとも、思うけどね。お父さんが、怒るのは当然だろうし・・

スーツをピシッと決めてネクタイで首しめると、誰でも気持ちに緊張感が出てくるからね。会田雄次も、丸の内だけは、ほかの街と違って、いるだけで緊張感があるといってたね。そういうスーツの街というか、だらっとした格好で歩けない暗黙の良識の街ね。ただ、緊張しすぎるようなときは、だらっとした服装の方が、調節が取れたりするのかな。逆に、おじさんくらいの年になると、原宿とかも歩きにくくなるしね。違う意味で、田園調布なんかもそうだし。僕のような、アイディンティの特異な人間は、年々、どこにも居場所がなくなっていくね。

中高校生とかも、よく、だらっとした制服姿で歩いてるけど、さすがに、IKKOのルーズソックスは見たくないね。いまでも、女子高生なんか、冬でもミニスカートで、すごいと思うね。鳥肌が立ってるというか、変色して青アザみたいになってたりするだろう。

だけど、スカートって、長くても短くても、下から寒風がスーっと入ってきたりして。あんなもの誰が考えたんだろうね。

タモリも、スカートはいたんじゃなかったかな?好奇心が強いから・・女というのは野蛮な生物だと、つくづく思ったなんていってたね。スカートの下から、風がヒューヒュー股間を突き刺してくるとかって。

青年隊の羽賀健二が、やたら敬語を使ってしゃべるのを、突っこんでたね。だから、そういう敬語を使ったり、あの頃の羽賀健二って、いかにも好青年だったけど、あとから違うことがわかったわけでしょ。

そういう意味でも、人間って、態度とか、格好からはわからないね。コクボだっていい人間かもしれないよ。亀井さんも、記者に傲慢といわれて、「あんたは傲慢じゃないの?どっちが傲慢かなんて、わかんないよ」と鋭いこといってたね。自分を見るのが一番難しいから。

福山まさじの龍牛は、見たかって?まさじも、一応、スターだからね。わかってると思うけど、我々がスタート面と向かって、なかなかほんとのこといえない。まして、大浜さんとか倉野さんとかのNTTアナウンサーに面白いか聞いたら、そういうしかない。まさじも、そのあたり、わかってたね。

徳光さんは、読売が長島を首にしたとき、読売を批判して、長島に気に入られた。

もちろん、ほんとに面白いと思ってることもあるだろうしね。ほめてもあまり無関心だと、ほめたほうが切れたくなる(笑)徹底的にほめてやったほうがいい時だってある。でも、言葉のうわっつらだけ真に受けてると、傲慢というか、裸の王様になってしまうだろうね。たとえ表面は、礼儀正しくても・・
たけしさんも、王様は裸って指摘する子供が好きだといってたけど、ある意味、キリストもそうだったんだね。ダライラマじゃないけど、どんな宗教にも共通してるのは、傲慢になったら、天国に行けないってことみたい。昔の経営者とかは、そういう嘘を言われる機会が多くなるからって、古典とか学んだわけでしょ。

梅宮さんは、うさんくさいと思ったらしいけどね。アンナも、まだ若かったからね。いきなりパパとか、なついてきたらしいから。そういうの、男は、おかしいってすぐわかるね。もっとも、いまは羽賀パパも、多いのかな??

昔、働いてた職場にも、元ヤクザで、やたら敬語を使ってしゃべる人がいて、外見はパンチパーマで、目つきがわるくてすぐ元ヤクザってわかった。だけど、しゃべるのは、誰にでも、ていねいすぎる敬語でしゃべるから、余計に怖い(笑)

そういえば、思い出したけど、植物状態の人間でも意思があって、それを僕らに伝える装置をイギリスが、世界で初めて開発したってでてたけど、日本ですでにやってたじゃない?テレビでみたけど、ああいう動けない人でも、普通の人みたいに考えたりしてて、そういうのが家族にわかって、これはすごいものを発明したなって、久しぶりに思った。

野口さんも、立花さんに宇宙旅行は・・とか言われだして、大変だろうけど、ウィルスには興味がないですか?

見ようと思ったんだけど、そういう映画あったね。ロシアの宇宙船で、宇宙人と交信がとれたという連絡が基地に入ったら、みんな飛行士が、原因不明のウィルスにやられたってやつ。宇宙飛行士が逃げ回ってる映像が流れる。実際にあった事件で、ロシアが情報を隠してるなんて出てたね。かたくななおじさんが、宣伝で見たくなるんだから、大したもんだ。

ウィルスは宇宙から生まれるという説もあるね。戦争をすると、新しいウィルスが出てきたりするし、やっぱり、せまい科学だけでは、まだまだウィルスのことは解明できないんじゃないかな。池上さんなんかは、科学科学っていうけど、科学だけですべて証明できるものなどないわけですね。精神病でも、科学だけで説明つかないものもあると思うよ。子供ニュースのお父さん役は、よかったけどね。宇宙でウィルス発掘とか、ウィルス実験なんかは危険なんですかね。

性病のウィルスも、多いでしょ。なんでかって考えたとき、やっぱり宇宙と関わりがあるんじゃないかって思っちゃうわけ。

落合さんの小説などには、エイズは、アメリカの軍が開発したなんて出てくるね。

あのコクボというのも、なかなか音楽の趣味もいいし、ユウミンが好きらしいけど、いまの若者でも、こういう曲のよさが、わかってくるといいね。

さんまは、恋人がサンタクロース、手の早いサンタクロース・・と背の高いを手の早いに変えて、うたってたよ。笑ってあげる若手も、大変だろう・・

人ごみに 流されて、変わっていく私を・・なんていう・・卒業写真だったかな・あの歌もいいし、あの唄を聴いて、コクボも変わりたくないと思ったのか知らないけどね。

ただ、ああいうことをして、はじめてみんなが注目してくれるというか、米倉涼子も、ああいう子、好きだといってたけどね。

その前に、気づいてあげればいいんだろうけど。見るな!なんて怒ってたけど、ああいうことすればするほど見たくなるわけだから。僕も、喫茶店で練習やりだした頃、通りすがりのおじさんが、「しつこいねえ」なんて言って来たよ。

かといって、誰も見てくれなかったら、五輪選手も、やりがいないだろうし、難しいところだろうね。これだって、さすがに一人も読んでくれなかったら、きついね。

まあ、スポーツ選手は、あんまり羽目をはずせないのかもしれないけど、どの世界も、みんなものの見方も、礼儀とかの考え方も似てきてるでしょ。宗教がない礼儀というか・・

もの書きとかでも、羽目をはずした人が書いたようなものの方が、面白いけどね。昔の宮崎学さんとか、安倍譲二さんなんかも、そうだし。自分には、マネできないなっていう経験をした人が書いたようなのが面白い。

スケートの500も、怖いねえ。銀メダルをとった長島も、一本目は体が動かなかったといってたけど、黒岩の頃は、一本で決まったんじゃなかった?ちょっと記憶が薄れてるけど。一発逃したら、もう終わりだったような気がするね。

だから、プレッシャーがかかりすぎたら、調子悪いフリしてるのがいいのかもな。みんな、どうせアイツはダメだと思ってくれてれば、いいわけだろう。藍ちゃんも、みんなの視線が五輪にいってたのもよかったんじゃないかな?勝ちが、ある程度、積み重なれば、むだな執着もなくなって、楽に勝てるようになるだろうし。また勝って当たり前になっても、きついだろうけど。試合の一週間くらい前から、足ひきずって歩いてて、メダルを取れば天才扱いだろう。メディアもいい加減だねえ(笑)

ああいうところで、いきなり力発揮するのは、調整も大変だな。冬の五輪じゃないけど、瀬古なんかも、現地入るのが、三日前くらいで、ロスと相当の時差があって、夜と昼が反対くらいなのに、あれで失敗したって、宗兄弟がいってたね。宗兄弟は、たしか、一ヶ月以上前から現地に入ってた。あれは、監督の方針だったらしいけど。野村さんも、江本や門田らの監督に逆らう選手がいて、成長できたって。ああいう先生とは、その後、出会わなかったそうな・・・


コラムニスト●
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森田益郎

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