2010年3月15日月曜日

連載コラム152 from 東京

鳥っていうのは、そんなに早く羽を動かしてるようには見えないんだけどね。ピッチャーの腕のフリより、遅く見える。なのに助走もつけずに、いきなり空を飛ぶっていうんだから、不思議だよね。

まあ、雄星くんも、フォームで悩んでるみたいだけど、鳥を見習ってみたらいいんじゃないかな?桑田も、武道の師範から学んでたけど、なにも先生は、人間だけじゃない。あれだけ遅い腕のフリで150k投げたら、バッターは面食らうと思うよ。

久保田よしのぶの歌にも、あったでしょう。大空を羽ばたく鳥のように、悩みならみんな忘れられるさあ・・って。ライト兄弟だって、鳥にあこがれて飛行機作ったと思うよ。鳥がいなかったら、空を飛ぶってイメージが浮かばなかったんじゃないか。ハエとかもいるけど、ああいうの見て、空を飛びたいっていう気持ちになるかね。

いまは野口さんみたいに、人間が宇宙までいけるようになったんだから・・。だからって、鳥に勝ったとまでは思わないけど。鳥には、おそらく景色は、人間みたいに綺麗に見えてないと思うけどね。

そういうことで鳥に勝ったと思うのは、人間のうぬぼれじゃないかと思うけどね。飛行機だって、助走しないと飛べないわけだから。

やっぱり、鳥みたいには、人間のフォームは固まらないみたいね。人間の体の動きというのは、いちいち練習しないと固まらないし、終わりはない。チーターやダチョウは、走る練習なんかしなくても、人間より速く走れるわけよ。まあ、ちょっとは練習するだろうけど、ダチョウが、どんなに休んでも、歩き方のフォームが崩れることはない。チーターが横で走ってたって、そのフォームを取り入れようなんて、思わない。

スキーで鳥のように飛ぶ葛西は、角松敏生に似てる。

また意味不明のこといっちゃったけど、愛子さまも、おかあさんに似て、頭がよくて繊細なんでしょうね。動物が好きみたいだし。

近鉄の阿波野なんかは、長野みたいなイケ面だったね。正直、イケ面とか、わかんないけどね。イケ面見ても、性欲わかないし。飯島さんに聞いてみたいけど、やっぱり、性欲がイケ面って判断を下すんだろうか。

マッチも、じいさんさん じいさん ばあさん ひとりきり・・○○の手前で 最後の悪あがき・・なんて歌ってたけど、歌○さんに怒られるんじゃないか・・

あの歌は、なんだったんでしょうか。ジャニーズは、イケ面が、わけのわかんない歌ばっかり歌ってる。ABCDE気持ち ああん・・なんてへんなのあったけど、深い意味は知らないけど、当時、僕ら中学生だったけど、なんなんだあれって、話してたね。

少年隊も、ABCうたってた。結構、幻想的な歌をうたってたね。レイニーとかって・・錦織は、結構、うまかったよ。あれをカラオケでうたうと、難しいことがわかる。

まあ、長野は、どっちかというと、西崎に近い感じなのかね。ちょうのって読むらしいね。東野は、とうのというらしい。

嶋 大輔は、しまだ いすけと読む。

東野は、しゃくれてるのと噂になってるらしいね。野球選手と、女子アナウンサーが、定番になってる。女子アナも、それが目当てで、アナウンサーを志すんじゃないかって噂だな。別に、悪いことではないけどね。イケ面と美女がそろって、需要と供給がマッチしてきた。不働アナは、失敗したみたいだけどね。

原なんかは、独身の頃に、テレビで恋人募集なんてやったら、ダンボール一杯のレターが来てたな。

昔の女子アナは、甲田シャーマンとか、僕の趣味に合うような人ばっかりだったからな。大島聡子さんなんかは、けっこうお茶目だったけどね。ビバジャイアンに出てたけど、あの子すごいんでしょ?なんて、社長の奥さんがいってたよ。

野球が好きか、サッカーが好きかというのは、単に、好みの問題だからね。石原知事は、逆にサッカーが好きで、野球の試合の途中で退屈になって、帰っちゃったりするらしいからね。

松井カズオが、まだ、自分のチームの顔と名前が一致しないらしいね。まあ、欧米人から見ても、日本人は、みなキツネ目で同じ顔に見えるんだろう。エルロイの映画でもあった。キアヌリーブスが韓国人と日本人を間違えて、「俺たちがジャップだと?なめやがって」なんていいながら韓国人が激情してくるのが・・

飼い主は同じ種類の犬でも、顔をみれば、すぐに自分の犬だってわかるもんだけど、飼い主以外の人は、なかなかわからないもんだからね。

僕ら東洋人からすれば、すべてとまではいかないけど、東洋人でも、韓国人と、中国人、日本人は、顔立ちがちょっと違うのがわかる。ロッテにも、モンゴルの方から4番打者が来たみたいね。

真央ちゃんは、キムヨナさんと、年も身長も同じらしい。

だけど、黒人や白人などは、やはり、ちょっとわかりにくい。オグリビーだったか、長すぎて邪魔だから、腿に固定してテープで巻いてたらしい。いくらなんでも、うそだろう? 江本の・・

こういうと、また嘘だと思われるだろうけど、僕は、日本人の人相から、見ただけで性格がある程度は読める。でも、白人とか、黒人とか、そこまで細かく見れないね。

ブラットピットとイチローなんかも、顔は似てるけど、性格は違う。ピットは、肉好きそうだし・・

浪○さんは、クリントンに似てるといったら、よろこんでたね。ヒューグラントも、クリントンに似てる。

瀬古のライバルにイカンガーなんていうのがいたけど、シャカンガーっていうのもいた。松井も、ロス五輪見たろう?エンゼルズのチームメートに、「グッドモーニング、シャカンガー」なんて声かけてるんじゃないの・・

駅伝でも、山梨学院大は、オツオリとか、ワキウリとか、黒人が多い。多すぎて、監督も、卒業生の顔覚えてないんじゃないかな。

メジャーリーグを訪問したら、みんな山梨の卒業生に見えて、「おい、ワキウリ、なんで俺に挨拶にこねえんだ」なんて怒ったりして。

こういうところで、きよしとか、田中の「よしなさい」や「くだらなすぎるよ」が入ってこないと、きついねえ(笑)

顔に限らず、方言とか、英語でも、アメリカとイギリスは、違うらしいけど、そういうのは、母国の人たちなら、すぐわかりますね。

まあ、ゴルフにしろ、野球にしろ、オカルトにしろ、東洋人パワーが炸裂してきてるみたいだけどね。

トムハンクスも、無人島で、一人で生活して狂いそうになってる男の役を演じた。ビーチボールに顔を描いて、ウィルソンって名前つけて、友達みたいにして遊んでた。

それで、ビーチボールが海に流されちゃって、「ウィルソン、ウィルソーーン」って泣きべそかきながら、大声あげて追っかけていく。あれには笑ったね。たけど、この前、テレビで、おじさんが、楽しそうに無人島生活してたよ。

フランス映画も、昔は、ときどき見てたけど、役者の名前がわかんない。アマンダラングレってまだいるのかな。

清水なんかは、静かな闘志というかな。引退しちゃったみたいだけど。やっぱり、冬のスポーツは、黒人は、苦手のようですね。ああいうときは、やっぱり、同じアメリカ人でも、いろんな感情が沸くものなのかな・・僕ら、日本人は、理解できないですね。そういうの。まあ、僕も、この年になって、ナショナリズムみたいなのが、薄れてきちゃって困るけどね。仲間に入れなくって。

そういう意味では、変わってきたな。男のアナウンサーでも、ルックスが悪いと視聴者からクレームが来るのかな。

まあ、自民の幹事長の顔が怖いとかって、あったけど、怖い顔にもいろいろある。

阿波野は、西武にフォームがボークとか、指摘されて、それでおかしくなって、結局、立ち直れなかった。

まあ、江藤との出会いも、運命なんじゃないの?江藤も、いきなり江本と同じ部屋になって、いろいろ学んだらしいですね。

それでも、肉の食いすぎでフォアグラみたいな肝臓になって、そっから、食事に気をつけた。あれだけ、体を動かしてる人だから、肉を食っても、それなりにエネルギーで使っちゃうだろうけど、金本とか、小笠原道大などは、やはり、肉ばっかりらしいけど。魁王なんかも。

そういう人たちが、怪我しないで長続きっていうのは、また、千代の富士でいえば、「あの程度の練習で、かんたんに横綱になれたら、後輩に示しがつかない」みたいな感じだな(笑)まあ、若手に断っておくけど、肉をモリモリ食ったから、体が丈夫になるってことじゃないよ。嘘だと思ったら、城島に聞いてみればいい・・

僕なんかも、若い頃は、焼肉だと何杯でも飯が食えたもんだけど、結局、焼肉っていうのは、腹が満たされる快感と、タレのうまさだからね。タレがなかったら、焼肉なんて何にもうまくないよ。逆に、うまいタレは、なんにでも使えるな。

僕らは、スポーツ選手より、カロリーを使わないわけだから、彼らの食生活は、あまり参考にできないね。僕はジベタリアンじゃないけど、肉を食いすぎたときの、体の感覚とかが鈍くなってくると、まずいような気がするね。若い頃は、食べ物に関する感覚って、味覚と満腹感くらいしかないけど、年をとって、いろいろ注意深く体の声に耳を傾けてると、食べ物とか、飲み物によって、細かく影響を受けてることがわかる。

花巻っていえば、宮沢賢治の故郷だからね。まだまだ、川村市長あたりじゃ、賢治は読めないだろうけど。若い頃は、ああいうのダサいと思うというか、近づけないだろうね。ああいう純粋さのすごみは、わかってあげてほしいですね。


コラムニスト●
…………………………………………………………………
森田益郎

連載コラム140 from 台湾

日本で毎週のようにニュースで流れる
普天間の米軍基地を、どこへ移転させのか問題。

政府内では大いにもめているようだが、
大半の日本人は、
「沖縄に住んでいないから、あまり関係ない」
というスタンスのような印象を受ける。

恐らく「どこへ移転しても、しなくてもいいのでは」
と無関心な日本人が多いと思われるが、
近隣アジア諸国ではかなり注目されているのである。

米軍の良し、悪し
筆者は学生時代、夏休みや冬休みなどの長期休暇の際、
英語を学びたい日本人を、英語を教えたい米軍基地に住む
軍妻へと引き合わせるバイトをしていた。

最初の何レッスンか、通訳という形で学生の付き添いを
していたのだが、時給がとても良く、学生の自分にとって
ありがたいバイトであった。

米軍内はアメリカそのものであり
ダイナー(レストランのようなもの)や店、家なみも
何もかもが日本とはかけ離れていた。

米軍基地周辺は、明らかに米軍兵やその家族を相手にした
商売をしている店が多く、
英語の看板などがあるのも、とても印象的だった。

もちろん、騒音も半端なものではない。
爆音が響く間は、会話も困難。
どれだけ酷いかというと、地響きするのである。

米軍のおかげで仕事はあるが、騒音のせいで健康を害する、
そんなイメージを持った。

恩恵も受けるが、大きなダメージも受けるのである。

基地が出来る前から住んでいた市民にとっては
「恩恵など何も無い」「悪いことだらけ、迷惑三昧」
というのも、もちろん分かっているのだが。

犯罪による悪いイメージ
よく米軍兵による悪質な犯罪が報じられるたびに
基地があること事態いけないのだ、という方向に
話が進みがちである。

もちろん犯罪はあってはならないもの。
ストレスから精神的な異常をきたした、という理由も
もちろん「言い訳」でしかならない。

マスコミが騒ぐ点は、犯罪の内容はもちろんのこと、
日本の警察がすぐに手を出せないことへの
ジレンマに対するもののような印象を受ける。

アメリカ国内であっても軍人が起こした犯罪は
軍の法律によって裁かれるという背景がある。
そのため、日本の警察がすぐに逮捕し、
日本の法律によって裁く、ということは難しいのである。

しかし、近年は軍が日本の警察に容疑者を引き渡したり
捜査に協力したり、謝罪したりと、
昔に比べて、かなりスムーズに事が進むようになった。
日米間の協定によるものだからなのだが、
米軍もかなり配慮しているように感じられる。

個人的には、日本人によると犯罪だってあるわけだし
米軍の犯罪=基地撤退に結びつけるのは
強引なような気がしてならない。

守られている日本
第二次大戦後、日本と近隣諸国の間で
緊迫した空気が流れたことが何度かあった。

島を巡る問題であったり、大戦の後始末関連のことで
大小かかわらず、常に何かしらのテンションがある、
と言っても過言ではないだろう。

しかし、これまで誰も武力的な行動に出ていない。
日本を攻撃するべき!という声は、きっと出ているはず、
なのにである。

攻撃しない理由は、ただ一つ。
間に米軍がいるからなのである。

日本の自衛隊の素晴らしさを認識しており
全てを駆使したら、核はないけれど、かなりの強さを持つ、
と語るアジア人も多いが
やはり、沖縄に米軍がいることが、防波堤になっているのである。

もし、その防波堤が取り外されてしまったとき。
日本は、一体どうなるのか。

考えると恐ろしくなってしまう。















写真は第二次世界大戦中は日本軍が、その後は米軍が海軍基地として使用していたパラオの海岸のほとりです。


コラムニスト●プロフィール
…………………………………
岩城 えり(いわき えり)
1971年12月東京生
オーストラリアで学生時代を過ごし
アラブ首長国連邦・シンガポールで就職
結婚し帰国したものの夫の転勤のためすぐに渡米
2005年12月より台湾在住

連載コラム258 from 北海道●今、イラクは

2003年に始まったイラク戦争から今日で7年という月日が過ぎ
た。
この度の国民議会選挙の投票結果も、この段階ではまだ開票は続い
ているが、イスラム教シーア派のマリキ首相率いる会派「法治国家
連合」の幹部は、座獲得を見越して他の会派との連立協議を始めた
と報道されている。
今回の選挙でも、度々投票所を狙った自爆テロが多く続き、自らの
一票を投じるがために足を運ぶ人々は、命がけの選挙を強いられた
ことだったろう。

世の中は、今度こそイラクが混乱を脱して、民意の力で新しい国家
を築くことを願ってやまない。
長きに及び、未だに自爆テロ行為が沈静化しないイラクで迎えたこ
の度の選挙も、日本からも選挙監視団が派遣され、イラクの厳しい
治安状況下、一部を除いては、大きな混乱もなく実施されたと、我
が国の外務省のホームページでもコメントしているが、同メッセー
ジの冒頭に、イラクにおいて同国の民主化プロセスに意義を有する
国会選挙と書かれてあったことが、少々気になった。
民主化と今の段階で判断するのは、あまりにも短絡的過ぎるように
思ったからだ。
イラクの総選挙は、近代的な制度を借りて部族や宗派の力を示すた
めのものだったのだから、個人が自分の好きな候補者に自由な一票
を投じたわけではないと、作家の曽野綾子さんが「貧困の窮地」と
いうレポート・エッセイ集でも述べている。
決められた候補者の名前を書けと命じる組織と、それを忠実に守る
人達がいる社会は、日本でも珍しくない行為だが、日本では組織に
縛られた有権者の中にも密かに党派を越え、自らの意志で一票を投
じたとしても、それが外部に知られることはないし、そのことで社
会から制裁を受けることもない。
けれども、アラブ社会では、そのような自由な選挙は、体制として
今はあり得ないようになっているのだそうだ。
前イラク大統領サダム・フセインの処刑も、アメリカを後ろ楯とし
ている現政権下で行われた行為であり、そのことでは、それまで以
上に、深い問題と危機を残した。
部族的宗派的対立が以前より激しくなり、その結果、武力抗争やテ
ロが、更に多くの人命まで失わせている。
曽野綾子さんの本のこの章に、尤も興味深いことが書かれてあった。
それは、アラブ人が、基本的にアメリカ人が嫌いだということ。
クルド人は、サダム・フセインを嫌っていたが、それ以上にサダム
より更にアメリカは嫌いだとハッキリと言ったという。
アラブ人にとって、アメリカは関係のない人なのだ。
彼らの生活や信条、正義感、道徳、全てにおいて同じような感じを
抱いておらず、しかも関わるはずのない人だからである。
イラク問題に関して、ブッシュの最大の誤算は、その点なのだろう。

今日のイラクにおいては、あの戦争であまりにも数が多い奇形児た
ちが次々と生まれている。
アメリカやイギリスが兵器として使用した劣化ウラン弾の後遺症で
ある。
その映像の惨さに、全く言葉がでないほど。
辛く、悲しい映像だった。

イラク戦争がいったい何だったのか、いま改めて考えてみても、全
てのことに明確な回答は出てこないだろう。
あの時、アメリカは9・11の怒りと恐怖の中にいた。
どうあっても、テロと戦い、敵を指し示す行為が必要だった。
その行為に、日本も荷担したのだ。
世界も、テロ撲滅を掲げて、イラクに兵を送った。
多くの犠牲者をうんだイラク戦争は、イラクの民間人が巻き込まれ
ただけに留まらず、戦争に狩り出された兵士達も、PDSDという重
い代償まで抱えている。
イラクでは今、これ以上奇形児たちを増やさないために、女性達に
子供を産まないように呼びかけが続いている。

戦争という行為に、いつの時代も正義はない。
そして戦争は、尤も弱くて小さな命に、過酷な犠牲を強いる。
劣化ウラン弾の後遺症で生まれてきた幼気な命に、戦争の愚かさを
刻むべきなのだ。
彼らの命から、私達は学ぶべきなのだと思う。


コラムニスト●プロフィール
……………………………………
赤松亜美(あかまつあみ)
北海道在住

2010年3月1日月曜日

連載コラム151 from 東京

高橋が、メダルを取って、これがフィギア男子日本では初のメダルというのも、意外ですね。女子のフィギアは、日本のお家芸みたいだけど、なんでだろう なんでだろうって、またいなくなっちゃったのかな。アノ人たちも..

佐野元春さん、メダルとったかと思ってたんだけどね。とんねるずが、シカトされたとか唄ってたけどね。

全般的にみて、冬のオリンピックは、怖そうな競技が多いね。この年になって気づいたけど、冬のスポーツは、自分はどうやっても、やりたくないというようなのが多いな。ああいうところに実は、お笑いの宝庫がある。仕事なくなっちゃった人たちの宝庫が。アンガールなんかも、最近、面白いこと言ってないだろう?歌を忘れたカナリアってたとえがあるけど、面白いこと、いえなくなっちゃったのかな・・

スキーのジャンプにしてもそうだし、アンガールが、120メートル飛んだら、面白いと思うよ。コクボのスノボにしても、あれは、どうやっても怖くて出来ないね。すごいと思うよ。練習だって、失敗したら、洒落にならないだろう。練習がないというか。冬のオリンピックの競技は、練習も試合も同じというようなのが多いね。実際、練習中に骨折したみたいだし。

真剣勝負の最中の方には、すいませんね。冗談抜きに、時速90kで140メートルも、空を飛んでるわけでしょ。ああいうのをやる選手は、ちょっとくらい試合前におべんちゃらさせてあげてもいいんじゃないかと思っちゃうけどね。

緊張して体が堅くなったら、よけいに怪我しやすくなるだろうし。服装をちょっと、だらっとさせることくらいで、体もだらっとリラックスするんなら、いいじゃないかとか。あくまで僕個人の意見であって、やれば批判されるのもわかってるけどね。

まあ、コクボのことだから、はじめから、その批判の中でやるプレッシャーと、天秤かけた上で、そっちを選んだんじゃないかな。

ただ、きちんとしたいい制服があるわけだから、あんなことしなくてもいいんじゃないかなとも、思うけどね。お父さんが、怒るのは当然だろうし・・

スーツをピシッと決めてネクタイで首しめると、誰でも気持ちに緊張感が出てくるからね。会田雄次も、丸の内だけは、ほかの街と違って、いるだけで緊張感があるといってたね。そういうスーツの街というか、だらっとした格好で歩けない暗黙の良識の街ね。ただ、緊張しすぎるようなときは、だらっとした服装の方が、調節が取れたりするのかな。逆に、おじさんくらいの年になると、原宿とかも歩きにくくなるしね。違う意味で、田園調布なんかもそうだし。僕のような、アイディンティの特異な人間は、年々、どこにも居場所がなくなっていくね。

中高校生とかも、よく、だらっとした制服姿で歩いてるけど、さすがに、IKKOのルーズソックスは見たくないね。いまでも、女子高生なんか、冬でもミニスカートで、すごいと思うね。鳥肌が立ってるというか、変色して青アザみたいになってたりするだろう。

だけど、スカートって、長くても短くても、下から寒風がスーっと入ってきたりして。あんなもの誰が考えたんだろうね。

タモリも、スカートはいたんじゃなかったかな?好奇心が強いから・・女というのは野蛮な生物だと、つくづく思ったなんていってたね。スカートの下から、風がヒューヒュー股間を突き刺してくるとかって。

青年隊の羽賀健二が、やたら敬語を使ってしゃべるのを、突っこんでたね。だから、そういう敬語を使ったり、あの頃の羽賀健二って、いかにも好青年だったけど、あとから違うことがわかったわけでしょ。

そういう意味でも、人間って、態度とか、格好からはわからないね。コクボだっていい人間かもしれないよ。亀井さんも、記者に傲慢といわれて、「あんたは傲慢じゃないの?どっちが傲慢かなんて、わかんないよ」と鋭いこといってたね。自分を見るのが一番難しいから。

福山まさじの龍牛は、見たかって?まさじも、一応、スターだからね。わかってると思うけど、我々がスタート面と向かって、なかなかほんとのこといえない。まして、大浜さんとか倉野さんとかのNTTアナウンサーに面白いか聞いたら、そういうしかない。まさじも、そのあたり、わかってたね。

徳光さんは、読売が長島を首にしたとき、読売を批判して、長島に気に入られた。

もちろん、ほんとに面白いと思ってることもあるだろうしね。ほめてもあまり無関心だと、ほめたほうが切れたくなる(笑)徹底的にほめてやったほうがいい時だってある。でも、言葉のうわっつらだけ真に受けてると、傲慢というか、裸の王様になってしまうだろうね。たとえ表面は、礼儀正しくても・・
たけしさんも、王様は裸って指摘する子供が好きだといってたけど、ある意味、キリストもそうだったんだね。ダライラマじゃないけど、どんな宗教にも共通してるのは、傲慢になったら、天国に行けないってことみたい。昔の経営者とかは、そういう嘘を言われる機会が多くなるからって、古典とか学んだわけでしょ。

梅宮さんは、うさんくさいと思ったらしいけどね。アンナも、まだ若かったからね。いきなりパパとか、なついてきたらしいから。そういうの、男は、おかしいってすぐわかるね。もっとも、いまは羽賀パパも、多いのかな??

昔、働いてた職場にも、元ヤクザで、やたら敬語を使ってしゃべる人がいて、外見はパンチパーマで、目つきがわるくてすぐ元ヤクザってわかった。だけど、しゃべるのは、誰にでも、ていねいすぎる敬語でしゃべるから、余計に怖い(笑)

そういえば、思い出したけど、植物状態の人間でも意思があって、それを僕らに伝える装置をイギリスが、世界で初めて開発したってでてたけど、日本ですでにやってたじゃない?テレビでみたけど、ああいう動けない人でも、普通の人みたいに考えたりしてて、そういうのが家族にわかって、これはすごいものを発明したなって、久しぶりに思った。

野口さんも、立花さんに宇宙旅行は・・とか言われだして、大変だろうけど、ウィルスには興味がないですか?

見ようと思ったんだけど、そういう映画あったね。ロシアの宇宙船で、宇宙人と交信がとれたという連絡が基地に入ったら、みんな飛行士が、原因不明のウィルスにやられたってやつ。宇宙飛行士が逃げ回ってる映像が流れる。実際にあった事件で、ロシアが情報を隠してるなんて出てたね。かたくななおじさんが、宣伝で見たくなるんだから、大したもんだ。

ウィルスは宇宙から生まれるという説もあるね。戦争をすると、新しいウィルスが出てきたりするし、やっぱり、せまい科学だけでは、まだまだウィルスのことは解明できないんじゃないかな。池上さんなんかは、科学科学っていうけど、科学だけですべて証明できるものなどないわけですね。精神病でも、科学だけで説明つかないものもあると思うよ。子供ニュースのお父さん役は、よかったけどね。宇宙でウィルス発掘とか、ウィルス実験なんかは危険なんですかね。

性病のウィルスも、多いでしょ。なんでかって考えたとき、やっぱり宇宙と関わりがあるんじゃないかって思っちゃうわけ。

落合さんの小説などには、エイズは、アメリカの軍が開発したなんて出てくるね。

あのコクボというのも、なかなか音楽の趣味もいいし、ユウミンが好きらしいけど、いまの若者でも、こういう曲のよさが、わかってくるといいね。

さんまは、恋人がサンタクロース、手の早いサンタクロース・・と背の高いを手の早いに変えて、うたってたよ。笑ってあげる若手も、大変だろう・・

人ごみに 流されて、変わっていく私を・・なんていう・・卒業写真だったかな・あの歌もいいし、あの唄を聴いて、コクボも変わりたくないと思ったのか知らないけどね。

ただ、ああいうことをして、はじめてみんなが注目してくれるというか、米倉涼子も、ああいう子、好きだといってたけどね。

その前に、気づいてあげればいいんだろうけど。見るな!なんて怒ってたけど、ああいうことすればするほど見たくなるわけだから。僕も、喫茶店で練習やりだした頃、通りすがりのおじさんが、「しつこいねえ」なんて言って来たよ。

かといって、誰も見てくれなかったら、五輪選手も、やりがいないだろうし、難しいところだろうね。これだって、さすがに一人も読んでくれなかったら、きついね。

まあ、スポーツ選手は、あんまり羽目をはずせないのかもしれないけど、どの世界も、みんなものの見方も、礼儀とかの考え方も似てきてるでしょ。宗教がない礼儀というか・・

もの書きとかでも、羽目をはずした人が書いたようなものの方が、面白いけどね。昔の宮崎学さんとか、安倍譲二さんなんかも、そうだし。自分には、マネできないなっていう経験をした人が書いたようなのが面白い。

スケートの500も、怖いねえ。銀メダルをとった長島も、一本目は体が動かなかったといってたけど、黒岩の頃は、一本で決まったんじゃなかった?ちょっと記憶が薄れてるけど。一発逃したら、もう終わりだったような気がするね。

だから、プレッシャーがかかりすぎたら、調子悪いフリしてるのがいいのかもな。みんな、どうせアイツはダメだと思ってくれてれば、いいわけだろう。藍ちゃんも、みんなの視線が五輪にいってたのもよかったんじゃないかな?勝ちが、ある程度、積み重なれば、むだな執着もなくなって、楽に勝てるようになるだろうし。また勝って当たり前になっても、きついだろうけど。試合の一週間くらい前から、足ひきずって歩いてて、メダルを取れば天才扱いだろう。メディアもいい加減だねえ(笑)

ああいうところで、いきなり力発揮するのは、調整も大変だな。冬の五輪じゃないけど、瀬古なんかも、現地入るのが、三日前くらいで、ロスと相当の時差があって、夜と昼が反対くらいなのに、あれで失敗したって、宗兄弟がいってたね。宗兄弟は、たしか、一ヶ月以上前から現地に入ってた。あれは、監督の方針だったらしいけど。野村さんも、江本や門田らの監督に逆らう選手がいて、成長できたって。ああいう先生とは、その後、出会わなかったそうな・・・


コラムニスト●
…………………………………………………………………
森田益郎

連載コラム139 from 台湾

昨年8月28日の夕方、
カリフォルニア州サンディエゴ郊外で
痛ましい交通事故が発生。
大破・炎上した車に乗っていた4人全員が即死した。

車を運転していた男性は高速パトロール隊の警官で
事故直前に「車がおかしい」と911通報していた。
何と、「アクセルが戻らない」というのである。

「あぁ、もうだめだ!」という言葉と共に追突する激音、
叫び声が入っている911コールは全米に公開された。

その後、事故はこれだけではなく、過去5年に同様の事故が
9件起こっており、13人が亡くなっていることが発覚。
トヨタの大規模リコールを引き起こすことになった。

バッシングされても仕方ない事態であるが、
ここに来て、何かがおかしいと感じる人が増えてきている。

スムーズでなかったトヨタの対応
事故を引き起こした「アクセルが戻らない」という現象は
運転席のフロアマットが引っかかってしまい、
アクセル・ペダルが引っかかってしまうことが原因。

あまりにも単純な原因であるため当初、トヨタは
リコールを躊躇してしまった。
なぜならば、問題のレクサスは400万台ほど
販売されており、全て直すとなると、
とてつもないお金がかかるためだ。

しかし、ユーザーの責任にすることも出来ず、
911と共に事故が大々的に報じられたことから
メディアもコントロールできることは不可能となり
世間から隠すこともできなくなり、
結果、大量リコールとなったわけである。

最初のトヨタの対応は決してスムーズではなかったのだ。

責任は日本へ
アメリカでは、大きな事件が起きると
国民に変わり議員が疑問、質問を投げかけ、
追求する公聴会というものを行う。

生中継されるため国民の感心も高いのだが、
この公聴会で名を売り込もうとする議員の絶好の場と
なっており、どちらかというと、暴力のない
「公開リンチ」のようなものになっている。

今回のリコールでトヨタももちろん公聴会に呼ばれた。

リコールの遅れについて米議院から追求され、
「リコールの権限は誰に?」「誰に責任がある」
と問いつめられたトヨタ・アメリカの社長は、
「日本」と断言。

日本の社長が全責任を負う形となった。

会社の体制もあるだろうから、何とも言えないが
「日本」になすりつけるのは、あまりにも酷い。

議員に追求されたということもあり政治的な悪意まで
感じずにはいられない。

トヨタを製造するのはアメリカ人
トヨタ・バッシングがヒートアップする中、
GMが「トヨタに乗っている人が、GMに乗り換えるなら
1000ドルのキャッシュバックや、ゼロ金利で購入できるよう
優遇します!」というキャンペーンをスタート。

リコール車だけでなく、全てのトヨタ車の持ち主に対しての
キャンペーンだけに、発表と同時に問い合わせが殺到した。

GMは昨年倒産しており、今は政府がほとんどの株を所有。
実質アメリカ政府の会社である。

あまりにもせこい展開にアメリカ国民も
「なにかおかしいのでは」と感じ始めた。

アメリカで販売されるトヨタ車を生産しているのは
アメリカにあるトヨタの工場である。

工場で働くのはアメリカ人。
多くの雇用を生んでいるし、多くの税金もアメリカに入るし、
アメリカのための会社なのである。

ここまでやって、オバマ政権はやっと、「恩着せがましく」
トヨタをかばいだした。

それはそうだろう。トヨタがこけたらアメリカの失業率は上がり
関連企業も倒産するのは目に見えているのだから。

日本の経財にも打撃
23日トヨタ自動車の社長が渡米し
公聴会に出席した。

相変わらず弁護を許さず、YESかNOかばかり追求するもので
違和感が残る公聴会になり、さすがのアメリカのメディアも
「納得できない」という意見だけでなく、
「誠意は伝わった」「これからに期待」というリーズナブルな意見を
報じるようになってきた。

刑事問題にも発展しそうだというトヨタ騒動。

日本でも多くの雇用を抱え、関連会社や取引会社もあり
何よりも多くの税金を収めているトヨタなだけに
政府のサポートを期待しつつ、
今後、どうなるのかを注意深く見守っていきたい。



写真はパラオの美しい空です。


コラムニスト●プロフィール
…………………………………
岩城 えり(いわき えり)
1971年12月東京生
オーストラリアで学生時代を過ごし
アラブ首長国連邦・シンガポールで就職
結婚し帰国したものの夫の転勤のためすぐに渡米
2005年12月より台湾在住

連載コラム257 from 北海道●あえて無題

北教祖に家宅捜査が入った。
民主党の小林千代美衆院議員に裏金を提供した疑いとのこと。
近頃の与党は、臭い金にまつわる話題が尽きない。
小沢一郎の政治資金問題や、鳩山さんの献金問題。
国会では責任追及に、野党もここぞとばかりに必死だ。
衰退した自民党が自ら招いた交代劇だったものの、昨年の総選挙では、
国民の誰もが新与党に期待した。
政権交代して早7ヶ月。
展望どころか、迷走して一向に足並み揃わぬ政府に今は失望すら抱く。
詰まるところ、党が入れ替わっただけで何も変わっていない。
無駄を省く事業仕分けも、テレビを通して伝わってきたものは、過剰な
パフォーマンスばかりだ。
公約実行や一丁目一番地を自らか掲げている民主党は何処へ向かおうと
しているのか?
子供手当や公立高校無償化を言い出したと思ったら、朝鮮学校は除
外などと
宣言する始末。
拉致問題や対北朝鮮には、未だ解決出来そうもない深い溝を抱えて
いても、
これでは人種差別があからさまである。
在日朝鮮人除外の「友愛」精神。
ここでもまた失望を隠せない。
どの場面でも、人柄の良さだけはテレビを通して伝わってくる鳩山
さんである。
あまり嫌みなことは言いたくはないけれど、二転三転する発言があ
まりにも軽い。
そんなつもりはなくとも、これでは詐欺である。

ハイチの地震被害に日本政府も即動いたことは何より良かった。
カリブの貧しき国で、あまりにも惨いありさまに、私達はどんなに胸を
痛めても、何も出来ない。
緊急支援援助に自衛隊派遣。
地震大国である我が国が、唯一奉仕できる取り組みだ。

いまは連日続くオリンピックに、ハイチのニュースも鳴りをひそめ
ている。
バンクーバーオリンピックの興奮と感動に、我が家でもオリンピッ
クに夢中である。
モーグルやハーフパイプ、ジャンプにカーリング。
フィギュアは感動で胸が熱くなった。
束の間の夢と感動のオリンピックである。
このハイレベルな戦いに、力や元気、強いエナジーまで受けるようだ。

そうして、オリンピックの祭典も終盤に差し掛かった頃、南米チリ
を襲った
地震のニュースが舞い込んだ。
ハイチよりずっと規模の大きなマグニチュード8.8。
2月28日現在で死者は122人だという。
自然は無情である。
そして自然の驚異に、私達人間など一溜まりもない。

自然の警告に私達はどれほど耳を傾けているだろうか?
エコロジーをどれだけ掲げても、まずは経済ありきのエコばかりだ。
今更緩やかには暮らせないとどの国もエゴイストである。

ずっと先の未来を生きる子ども達に、私達は資源を残しているだろうか?
消費するだけし尽くして、悲しい世界を宛がおうとはしてないのだ
ろうか?
人間は愚かな生きものである。
そして、今は愚行の代償をこの世界の貧しい国ばかりが払わされている。


コラムニスト●プロフィール
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赤松亜美(あかまつあみ)
北海道在住