2009年12月15日火曜日

連載コラム146 from 東京

どうも、高田クリニックの高田です。みなさんご存知だろうけど、ついに私も、つかまってしまいました。

今、監獄から書いてるわけだけど、自分で自分の顔、整形したけど、あいかわらず人相悪いです(笑)ダルビッチも、うちで整形したんです。

記憶に間違いなければ、あの整形外科の先生、ぷっつん5に出てたんじゃなかったかな。もうひとりの先生は名前忘れたけど、処女の見分け方がわかり、教えると正平さんが手当たり次第使うから教えてあげないといってたな。あの番組もソドムの的に悪い番組だった。ロンドンの番組が、可愛く見える。

まあ、冗談はともかく、これも1ちゃんねるで書いてるくらいの扱いだろうと思って、つねに変わらぬ意識でやりたい放題、書いてきたけどね。1ちゃんねるっていうのは、家で寝転んでしゃべってるというか、家でも話せないような腹の中の黒いものを吐き出してるんだろうね。ただ、悲しいかな、高橋尚みたいに魂がある奴、少ないね。

品川さんも、自分は新しいものがでるたびに買わなきゃきがすまない病気だと。へんないい方だけど、病気だと自覚してるのはマシだと思いますね。

言葉は悪いけど、そういう病気にならないと、この社会がなりたたないようになってるんだな。いつからそうなったか知らないけど、どっかで目的と手段が入れ替わってきちゃった。物をたくさん買わないと成り立たない。たくさん買った人、売った人が尊敬される。欲しくもないものでも欲しいと暗示をかけられて買うというか。そういう意識が変わらない限り、環境の仕事も商品も、なかなか根づかないんじゃないかな。

皆さんには、読む自由がある。口先だけの男が、好き勝手に書いていいなら、亀田も勝ったはいいけど、あいかわらず口ほどじゃないね(笑)このまえの弟のときもそうだったけど、ほとんど盛り上がるシーンない試合ばっかりだろう。まあ、チャンピオンに勝つというのは、すごいことだけどね。それも2階級制覇だから。

ただ、あれくらいのレベルになると負けない試合っていうのもできるのかもしれないね。いろいろ意見はあるだろうけど、僕は負けてもスカッとした試合を見せてもらいたい。これ書いてる人間に似てるとか、これと同じなんていわれたら、嬉しくないだろうに(笑)

ハーンズがハグラーに3RKOで負けた試合は、負けたハーンズが褒められてた。ハーンズは、注目された試合で、ことごとく客を愉しませるというか、期待どうりの試合をしてきたね。ほとんど負けてるけど。

たまにならともかく、ホラー癖になってる状況は、あまりよくないと思うよ。まあ、ネガティブとリアリズムの違いも、初心者はわかりにくいかもしれない。

わかりやすくいうと、太宰はネガティブだね。走れメロスなんかは、友情とか子供向けにいい話だけど。まあ、太宰はこれと人間失格しか読んだことないけどね(笑)村上さんは、初期の1、2冊流し読みですね。

菊池も、あどけない顔ですね。太宰読んでるという大沢さんも、あれでルーキーのとき、いきなり長島さんに直訴した。センターからサードに戻してくれと。さすがの長島さんも驚いたと思うよ。いきなりだったから。

それでも、突き放さないのが長島さんの度量だろうね。というのは、それまで長島監督に、そんなこといってくる選手はいなかったんだろう。逆に、毎試合後にマンツーマンで指導してたみたいだからね。

司馬遼太郎はリアリズム。芥川は、霊性が売りみたい。

究極のリアリズム小説というか、僕が好きなのは、みんな兵士体験者か、監獄の中に入れられた人なんだ(笑)コリンウィルソンくらいじゃないかな。違うのは・・まあ、犯罪者といっても、ほとんど政治犯だけど。怒られるだろうけど、芥川さんも、監獄なんかに入れられてたら、逆に自殺などせず、さらにいい作品書いてたかもしれないなんて空想しちゃうね。

もし、戦争で身内を亡くした方が、読んでたとしたら、いい気分はしないと思う。そういう方にはお許し願いたいし、いま戦争をやっても、種類が違うから、これから戦争が巨人輩出機関にはなるようなことはないだろうね。

まあ、現代人も、ちょっとは投獄体験というか、空虚感になれる訓練をしておいた方がいいんじゃないかな。暗さから逃げよう逃げようとするのも、一種の病気かもしれないよ。一人なにもしないと空虚感や不安感が襲ってきて耐えられなくなる。まあ、女子供なんかは違うだろうし、冗談抜きに子供がこういうものを読んではいけない。理由はいろいろあるけど。まさか、征四郎君とか、読んでないだろう・・。

Jデップのグラントリノのキャッチフレーズが、「男の人生は最後で決まる」だったけど、一人で何もしないでいるとき、どういうものが頭に押し寄せてくるかで男の人生が決まるというのも自画自賛だな。

野村さんも、人間形成っていうけど、自殺したくなるくらいの気持ちのとき、一人でなにもしないでいることほど、男の人間形成にいいものはないかもしれない。

昔の宗教というのは、地球自体を天国へ行くための道場にとらえるわけ。イスラムやヒンズーもそうだろうし、アラブのカバラもそうだろう?12階から落ちてきたという。学んで一段ずつ上に戻っていくことを目標としてる。信じられないと思われるかもしれないけど、江原さんが好きなシルバーバーチも、そういうとらえ方ですよね。

たとえを悪くすれば、地球自体が監獄なんだと(笑)その監獄の中にいろんな娯楽施設を作ったり、それなりに愉しんでるうちに、そっちを忘れちゃったというのかな。ショーシャンクの空にでは、無実の男が終身刑を言い渡されて、刑務所の中で、毎日少しずつ壁に穴を開けて、ついに脱出してしまうわけだけど。

50年くらい前までは、テレビもない。ゲームもない。定期的に戦争や飢餓もある。たぶん、そういう中で一人になると、急にむなしくなってきたりする。それで死とは何かとか、宗教とは何かとか、考えざるを得なくなっていったんだろうけど。いまは、ごまかしながらいけるようになった。それが進歩的なのかどうか知らないけど。

大森さんも、科学の重要性を訴えてて、確かにそうだけど、それだけになっちゃうのは、本末転倒じゃないかと思うわけ。ゲーテも、科学は人間の思考を部分的にしか働かなくさせるんだと。昔の数学者は、ピュタゴラスが有名だけど、広中さんとか、岡さんとか、宗教的なもの持ってたし、多くの日本の経営者は霊性ある言葉を吐いてた。くどいけど、ここが他国と違う際だった点なわけ。いま松下幸之助さんが生きてたら、どんなことをいい、どういう策を出したか、興味深い。

もちろん、人生愉しむべきだけどね。むしろ、この世もあの世も連動してるらしい。松坂と金ちゃんも楽しそうにチャリティ野球をやってた。なんだか、成績の悪い今年が一番楽しそうに見えたね。

東とキム兄は似合いのカップルですね。上川さんも、泣かせるじゃない・・

恋愛観、結婚観いろいろあるだろうけど、そっちは石田さんの領分だね。トルストイなんか、リアリストの目でみた結婚観書いてる。確かに苦すぎるというかブラックコーヒーのようだな。現代作家のものは、コーヒーに砂糖3個くらい入れてるようなのが多いし、こういう味に慣れてたら、とても飲めない。

ネットで12歳が妊娠とか話題になったらしいけど、初体験早いほうが進歩的って自慢したがる人もいるんだな。小倉さんは、ぷっつん5で初体験は風俗だった?なんて質問されてた。

自称リアリストの石原氏も、中学以下は性交禁止にしたほうがいいといって、古いと思う人も多いだろう。そっちの欲望はみんな欲しがるわけだけど、罠も仕掛けてあると思うよ。病気に限らず・・。別に、キリストの世界だけのことじゃなくて、魂を傷つけたりとか、あるんじゃないかな。

吉幾三じゃないけど、もう車がない、テレビがない、なにもないような時代が過ぎたわけだから、仕事が全盛期よりなくなるのは当然なわけでね。中国なんかに経済的な勢いがうつるのは当然で、かなわない。もっとも、いまはグローバルな環境のこともあるからね。一人勝ちしても、昔の日本以上に世界から叩かれるだろうね。

これはネガティブじゃなくて事実なわけ。その中で、現在でも勢いのある会社だってあるし、新しい技術も作れる。それはいいことだけど、全員が金持ちになり、富で満たされるようなことはありえない。

じゃあ、そういう中で、金ある人しか幸せになれないかというと、ここからが宗教の出番なわけ(笑)もちろん、最低限の金は必要だけど、金持ちは金持ちの論理で、まだ不安まだアイツに負けてると永遠に蓄えてキリがない。

聖書にも、金持ちが天国の門をくぐるのは難しいとあるけど、これだけ長く伝わってきてる言葉の意味を深く考えてみてもいいんじゃないかな。

出口王任三郎っていう今の日本の新興宗教の礎になったような人がいる。監獄を天国にしちゃおう。地上に天国を作ってしまおうという割と、とっつきやすい考え方ですね。天国の意味が、娯楽で満たされたり、豪邸を建てたり、セレブになることではないけど。そもそも、天国のイメージは人それぞれ違うでしょう?

出口さんも刑務所に入ってますね。鳩山のおじいさんは見逃してあげたかったみたいだけど。

ただ、宗教だけに、当然出口さんも、あの世観を持っていて、金貯めること以外考えないで生きてるような金持ちは、いい世界に行けないといってる。というのは、人様の分まで不必要に奪った上、さらにそういう人達を蔑んで生きてるというわけ。

いや、我々はそれ相応の仕事してるから高い報酬を受ける義務があって当然という人もいるだろうけど、渡部さんもいってたろう。ほんとか知らないけど、忙しいのは大臣だけらしい(笑)

一概にいえないけど、薄給の現場の人の方が仕事してることもあるかもね。もっとも、ワッペンの傍線が一本じゃまだからって、何千万かけて作り直したりして石原さんも怒ってた。みんながみんな合理的に働き出したら、揚げ足とりばっかりになって、ますます仕事がなくなっちゃう。

見方を変えれば、なるべく機械やコンピュータに仕事してもらって、雇われて働く時間を少なくして余暇に何をするかという生活こそ、人間らしいのかもしれないよ。長時間、働かないで、みんなで仕事分け合って、半日くらいしか働かないで。しょこたんの国では、瞑想ばかりやってるらしい。若田さんにも宇宙人見つけてきてもらいたい。

物があふれ、さらに機械のする仕事が増えてくわけだから、人間のする仕事が減るのも当然でね。まだリアリティないけど、一個の種から100個のトマトが育つというような食料技術がたくさんあれば、雇われて働く時間も少なくてすむ。問題は住む場所だな。住む場所と食料さえあれば、どうやっても生きられるわけでね。そういうつつましいというか、したたかな生活から、いい文学や芸術が生まれてくるかも。

スーパーだってガソリンスタンドみたいにセルフの部分を増やしたり、科学が進歩してなんでもロボットがやれば、ますます安くなる。実際、一部のレジもそうなってきてる。大企業の経営者はあらゆるものを合理化したいだろうから、個人商店は、きついね。世界中の大企業同士ばかり合併していって、どうなるんだろうね。

ほんと、どっちが監獄かわからないという人も増えてるだろう。こっちは、長い時間働いても、家賃と食費で精一杯。しかも、それすら保障されてない。監獄は、食と寝る場所は保障されてる。

詳しいことは知らないけど、デフレといっても、昔のデフレとは意味が違うと思うね。そういう流れまで含めてどうするかを考えないといけない。年収いくら以上が何人いたら、何人以上雇う義務があるとか、いくら以上の利益があったら、何人以上雇わなければならないとかいう法律をつくらなきゃならなくなるかもね。

サッカーも、なめられてるみたいで大変だな。

まあ、暗くなるようなことばかりいっちゃったけど、環境はダイナミックな仕事もつくれそうだけど。アスファルトだって、熱くならないものも開発されたんだろう?経済は奇麗事抜きに下半身もうずかせるようなものが、一気に広がるパワーあるからね。下半身だけでもダメだけど。パソコンも、ネットが出て来て一気に売れるようになったわけだろう。これから、ビデオやパソコン、携帯みたいなウルトラC出てくるかな。4人のノーベル賞より、1人のビッチゲイツが出てきてもらいたいね・・

トルストイの小説で、エリートが、豪邸を立て、内装もこんな風にしたいとか夢みてるときは楽しくて、いざ夢をかなえた途端におかしくなっちゃう。ノイローゼというか・・

僕みたいのが何いっても負け惜しみととらえられちゃうだろうから、ほんとは、辻ちゃんみたいな成功者といわれるような人や、セレブの中から、もっとノイローゼが出てこないといけない(笑)たけしさんあたり、どうですか?広範囲に影響与えると思うけど・・ちょっとは距離も近づくだろうし・・

伸介さんは、「政治家は体を張って政治をやってもらいたいです」と気風よく言い放ち、「伸介さあん、あなたにとって体を張る政治って具体的にどういう政治?」と返され、病院に直行したという。

トップガンでもトムが空軍でトップになった途端、イヤになってやめてしまう。というのは人を蹴落としたり、そういう生活にうんざりするわけ。あのテーマ曲はいいですね。エグザイルも、ああいうの唄えないかな?


コラムニスト●
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森田益郎

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