2010年7月1日木曜日

連載コラム159 from 東京

サッカーがデンマークに勝ったけど、やっぱりプロは、格好いいと思うね。実際、多摩川グランドなんかで、プロのユニフォームと似たようなユニフォームを着た人たちが、野球をやってて、遠くから見ても、プロじゃないってわかるからね。その人たちは、ただ、集まって
体操とかをやってるというだけなんだけど、なんか違うんだね。頭がでかかったり、足が短かったりして、遠くから見てもわかる。

あの日は、目を赤くしながら出社した人も多かったろうけど、結膜炎には、CRAVITがいい・・

オランダと日本が戦った試合は見たけど、あまり実力の差を感じないというか、あれも、たまたま負けちゃったというような試合だったね。まあ、シロウトなりに思うのは、差があるとすれば、攻めというか、シュート力の違いなんだろうね。

やっぱり、プロだから、野球でいうど真ん中にくれば、ホームランを打つけど、世界でフォワードのすごいといわれる選手は、ホームランを打てるゾーンが広いというか、動いてる球をマジシャンのように操るというのかな。松坂のスライダーでも、ホームランを打てるような選手がいるんだろうね。その違いが、さんまと江頭くらい大きいくはないんだろうけど、まあ、どちらもまじめな話ができないという点では、同類とも言える(笑)

そういうのは、僕は、アマチュアだからわかる。気を使っていう必要がないからね。プロは、わかんないと思うよ。江本が、二流だったからといって、解説もつまらないかどうかは、わからないのと同じでね。野村さんも、あのオーラのある男が、ほしいとか思ったらしいね。また国民新党からでるっていうのも、面白いね。あの人も、変わった人が、好きだから・・

中畑さんも、監督はもうあきらめたのかな・・こういうのも、運というか、なにが幸運だか、不運だか、わかんないね。監督になれたら、政治家への誘いもなかったわけだから。

清原も、オリックスあたりねらってたろうけど、岡田監督が予想外で面食らってるというか、あとは、東武、巨人となると、やっぱり、東武かな(笑)まあ、桑田と清原の監督対決なんて見たい人も、けっこういるだろうね。菊池も、めっきり、噂を聞かなくなったけど・・。

そういう意味では、選手時代に、あちこちトレード出されるのも、悪くないようですね。いろんなチームで監督できる可能性が、それだけ広がるわけだから。岡田監督も、阪神やめて、すぐオリックスに復活した。

サッカーの守備とかは、やっぱり、細かいものを要求されるというか、アマチュア解説者からみて日本人に向いてる感じがするね。守備は、世界でも随一なんじゃないか?くわしいことは、わかんないけど。ちっこい久保田利伸みたいな選手が、大型の選手に、こばんざめみたいにからみついて、かわいかったね。

キーパーの川島さんも、アジアのキーパーが世界に通用することを見せたいとかいってた。カメルーンとか、守備は荒いというか、ああいうのをみても、なかざわなんかも、いいと思うね。

そういうのでは、やっぱり、野球もサッカーも似てるね。キューバと日本がやったときみたいな違いを感じたね。カメルーンみたいなのは、調子に乗らせたら、手がつけらんないのかもしれないけどね。ただ、野球はホームラン一本も打たなくても勝てるけど、サッカーは、相手よりホームラン打たないことには、どうしようもないからね。

オシムも、脳梗塞で倒れたとは思えないね。あの復活ぶりには、驚いたね。頭脳の明晰ぶりも、健在だし。だけど、こういうきわどい試合ばかりやられると、また危ないんじゃないか(笑)そういう意味でサッカーは、野球みたいに大勝とか、安心できる状況がないねえ。

岡田監督も、これを最後に農業へなんて、裏のコメントがちらちらでてたけど、勝てば官軍というか、顔色がぜんぜん、変わっちゃうもんな。

ラモスは、キリス○の役ができるんじゃないか・・。

サッカーは、格闘技的なところも少なくないというか、野人的というか、けんかみたいにして、相手を押さえ込んで顔がくしゃくしゃになったりしてる。

ちょっと審判がよそ見してる間に、どっかで相手の顔をわしずかみにしたり、髪の毛引っ張ったりしても、わかんないからね。あの広いグランドで、あちこち見てるのも大変だね。相撲でも髪の毛引っ張ったら反則だからね。まわしが落ちて、股間が見えても、負けらしい。

そういう意味で、サッカーの審判ほど、大変なスポーツはあるのかな・・広いグランドを一緒に動き回るわけだし。

股間をまちがって、けってしまうという話は聞かないけど、わざとじゃなくても、ありそうだけどね。チンカップとかつけてんのかな。世界のトッププレイヤーに蹴り上げられたら、つぶれちゃうと思うね。キック力は、格闘家と比べて、どうなんだろう。

イエローカードとか出されるみたいだけど、あれをみて判断する審判も大変というか、実際、テレビでみててすら、手でなんかやってるとか、わざと足を引っ掛けてるようにみえたり、判断つかない。川島だって、なんでもない球を後逸したように見えるけど、あの球のスピードは、相当なもんだね。

まあ、相撲も、いろいろ膿がでてきたというか、やっぱり伝統というか、ずっと、これまで表に出なかったのが不思議だけど、隠してたわけじゃないだろうけどね。まあ、ボクシングとか、ああいうのも暴力団とのつながりがどうとか、噂だけは昔からあった。それが、ここへきて、いろいろ、噴出してきたんだな。

悪から学ぶ人間学というかな。そういうのもあると思うけどね。野村さんも、日本の野球の方が、アメリカよりも、人間学で優れてるといってるけど、やっぱり、いろいろ経験しないと、映画見てもわかんない。

アメリカ映画とか、けっこう、学ばせてもらったね。ああ、いまの自分の状況は、あの映画のあの状況なのかなとかって、そのつど、教えてもらったというか(笑)

おいおい、○の人生こんなのかよとか、いじわるなラストだなあ、なんて思ったら、15年前の映画だったり(笑)

しゃるういだんすなんか、よかったけどね。画面に終始ただよってるにおいが・・周防監督も、仕事しなくなっちゃった(笑)二度以上見る映画って、そんなにないけど、あれは見ましたね。タクシードライバーとか、ニューシネマパラとか、トレーニングデイとか、ゴッドファーザーとか・・意外と黒澤映画は、二回見ないですね。

大栗さんにも、男性的な映画、男だからわかる映画、作ってほしいですね・・

たとえば、日本で現実にあったけど、前に、おまわりさんが、少年か、青年か忘れたけど、荒くバイクをのりまわしてる若者に注意した。それで、若者が、あとで、銃で脅されたとかいって問題になったんだけど、そのおまわりさんは、町でも人気者だったらしくて、あの刑事がそんなことするはずないとか、許してあげてという声がひっきりなしにあった。

あの真相はわからないけど、そういう類の機微も、デニーロのでてた映画で描かれてた。消防員か誰かが、悪さをした男を木に紐でくくりつけておいたんだけど、それをあとで、悪党がマスコミにいって、悪者扱いされる。

暴力というか、程度の問題と思うけど。やっぱり、なにもかも同じ「暴力イコール悪」とかでひとくくりにしてしまうと、なにかの感覚が抜け落ちてくるような気が僕はするけどね。そういうのがあるから、わかりあえるものがあるというか。

尾崎行雄という政治家が、イギリスに留学してて、川遊びにでかけて、おとなしそうな老いた船頭の船に乗ろうとしたら、横から若い船頭が、横取りしようとして、尾崎の手をつかんだらしい。それで、老船頭が卑怯者とかいって、若者も頭にきて、けんかがはじまったらしいんだけど、老船頭が勝ったらしい。

それで、若い男の血だらけの顔を洗ってやってから、「卑怯者の最後はあんなものですわ」といって、なにごともなかったように尾崎を乗せて景色を説明しだした。それで、これこそ、ジェントルマンだと尾崎は思ったらしい。

出張バイトで出会った男が、映画館で男に股間をさわられた話を思い出した。その男が、股間を触った男をひっぱって、映画館のおばちゃんに、相談したら、「今日は、わたしの顔にめんじて許してやっておくんなさい」なんていったらしいんだが、直感で、作ってると思った。

まあ、ワールドカップで盛り上がってるところで、通りすがりの人間が、ごたごたいうのもなんでしょう(笑)



コラムニスト●
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森田益郎

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