2009年10月1日木曜日

連載コラム141 from 東京

テレビで、アレルギーになるのは、あまりに潔癖な生活をしてるからといってたね。昔はアレルギーというのは、そんなになかったらしい。こういうのは医者では異端扱いされるんだろうけど、なんとなくわかるというか、支持したくなっちゃうね。ただ、三浦友一は、和田アキ子にキスされて、すぐにうがいしに行ったというのは、潔癖症でなくともわかるね。ただ、だんなさんのメンツは、どうなるんだというのは、あるな。毎日、キスしてるんだろうから・・


まあ、友一さんは、百恵さんと結婚し、大スターがスパッとやめて驚かれてたけど、ああいうノリに乗ってるときに執着なくやめたスターって百恵さんだけじゃないかな。やめて奥さん業退屈になって、また出てくる人もいるけど、一切、出てこないからね。陰のつきまとう大スターという意味でも、後にも先にも百恵さんくらいじゃないか。


ウィンクなんかも陰があったけどな。全然、楽しそうでないと、我々も話してた。百恵さんなんかと違って、守ってあげたくなるような弱さで売ってたね。


テレビも、そういう陰が似合うのいなくなったね。お笑い一色というか、街歩いても流れてくる曲は、ノリの激しい曲ばっかりのような気がするね。


我々シロウトのカラオケの世界みたいだね。ああいう世界も、あんまりしんみりした曲を唄うと嫌われるというか、誰も聞いてない。


堀内さんの曲なんか、時代に合わなくなってるな。「面倒みれないくせに よく猫拾ってきた あったかい手の平 まだ覚えてる」なんていうのも、その部分でジーンがピークになるわけだけど、いまだったら流せないんじゃないかな。のら猫に餌やって、注意された老人が、相手を殺しちゃったろう。


コロッケも、顔マネは演歌の大御所中心だったけど、いまは本物が出ないからね。五木さんの早送りのマネなんか、僕らは笑えるけど、若い人は何やってるかわかんないんじゃないかな。美川さんなどは、逆に、コロッケがマネして復活させたみたいですね。


怒る人の言い分もわかるし、殺人はまずいけど、これも潔癖社会の新しい犯罪の現われだと思うよ。猫のおしっことか、においとかいろいろあるだろうけど、昔は肥えだめの便所なんかがあちこちにあって、風吹いて隣近所の糞尿のにおいなんて当たり前だったんじゃないかな。


父親がいってたけど、昔はトイレでウンチすると、ピチャって跳ね返ってきたって・・そういう時代は、多くの人が、そういう類のにおいに慣れて気にせず生きられたと思うよ。やっぱり、香水文化というか、動物的なにおいの耐性も薄れてきてるんだろうね。


さんまは、トイレでウンチして手を洗わないって、いいともで話してたのが懐かしい。ティッシュで吹くわけだから、手は大丈夫だからといって、タモリが、しみこんでついてくるからダメダメと解説してた。


自称慶大出の川○さんなんて、すごかったからね。電車に一緒に乗ると、誰も隣に座ろうとしない。しいて例えれば、同じ靴下一週間はきっぱなしみたいな強烈な臭いだったな。鼻を突く酢の臭いというか。指摘すると、怒って口利いてくれない。わざとやってるんじゃないかとも思ったね。人がいやがるのみて喜ぶというか。さすがに一緒に飯は食えなかったけど、ラジオみたいに一人でしゃべってる人で気を使わなかったな。いなくなっちゃったけど。


テレビで、天然だからとかいって売ってるけど、そういうの見てきてるから、なにが天然なのかと思っちゃうね。いもとさんとか、柳原さんとかも・・放送できる範囲内の天然だからね。出川さんなんかが、ぎりぎりだろう。テレビの世界より、こっちの世界のほうが、探せばおもしろい天然の巨匠がいると思うよ。


だけど、人間の頭も、かなり狂ってきてるよね。ネットで痴漢やりましょうと募って、何時の電車で待ち合わせるとかで、ほんとに何人も集まってくるというんだから。初顔合わせで、「よろしくお願いします」とか挨拶するわけだろう(笑)


エロビデオの世界と混同してくるのかな。ああいうのも、はじめ嫌がってた女が、段々、気持ちよさそうになって喜んだりしてるだろう。演技なんだろうけど・・それ見て、こういうものなんだって思い込むんじゃないかな。


オダギリなんかが痴漢やったら、そういう風になるのかもしれないけど。普通は、ダメだろうね。痴漢やってるようなのは、顔つきも悪くなってくるから。全身に負のオーラが出てくるというか・・オダギリでも、痴漢やりだしたら、急速に顔が変わるだろうね。


猪木と箕輪はるかのキスは、歯のかみあわせがいい・・金持ってんだから、矯正すればいいのに・・


矯正っていうのは高いんだな。保険も効かないし。日本のオバマになんとかして欲しいね。気鋭の歯医者さんが、口の中の菌を絶滅させる魔法の水を発明したなんてテレビでやってたけどね。これまでのウガイ薬では菌は残って、また増えていってしまうらしい。


このように、どの分野でも発見の余地はあると思うけどね。歯医者さんにいかなくても、自分で虫歯治せるシステムなんていうのができたら、歯医者さんは大変だろう(笑)歯石くらい道具があれば、自分で取れると思うけどね。


というか、いま繁盛してる仕事の多くって、忙しくないほど平和って仕事ばかりじゃないかな。医者とか、警察なんかもそうだし。いまは、毎日あちこちでサイレンがなってるからね。もちろん、いてくれなきゃ困るわけだけど。


昔は、サイレン鳴らして走ってる車見ると、珍しくて追っかけたりした。箱根駅伝なんかも、必ず、ランナーと一緒に走ったり、追っかけてⅤサインしてるのもいるね。ああいうのも、みっともないけど、平和の証なのかな。刑事さんなんかも、箱根駅伝の先導をやるのが夢だったなんていう人も多いようですね。これも、平和の証なのかな・・


書いてるうちに、世の中が平和なのか、そうじゃないのかわかんなくなってきたな。自分で催眠術にかかっちゃいそう。


元タフマンの稲葉の入った病院行きたかったんだ。入院費貯めてるうちに、先生がやめちゃった。あれは、監督に薦められたんだろう?金出してもらったんだろう?一緒に入院してたら、今頃、友達になれたかもしれないのに・・


あの病院は、知る人ぞ知るというか、マニアの間では有名だったわけ。


赤木さんなんかも、あそこに入院した直後に、グアムイヤンオープンで優勝したらしいし、御曹司なんかも、さわやかブルドンで、8位に入ったんじゃなかったかな?


前に話した職場の隣席にすわってた先輩が、やっぱりそこに入院して、何やったか教えてくれって聴いても、絶対教えてくれない。そういう風に言われてるからって。


ある日、その病院のことネッシーが、週刊誌に話してた。すごい先生がいるとかって・・それで、なにやるのかちょっとだけ書いてあって、先生の目を5時間くらい見続けるって。


なんでも時代の先いってたって先週話したけど、日航のトップにだって前原さんより先に会ってたね。柳田っていう日航の創業社長だけど・・正座会っていうのに毎週来てた。じいさんばあさん30人くらいの中に若いのは自分だけだったけど、「君は肩に力が入りすぎとる」なんていわれたよ。


当時、引退して相談役になってたとはいえ、会費500円の公民館の名もなき人たちの集まりに、要人が、毎週まじめに通ってくるんだから、すごいといえばすごい時代だった。


王さんが40本ホームラン打たないとスランプといわれ、謝罪したらしいけど、追い求めてるものが違うというか、そういうところに平気で来そうですね。


高橋まり子は、「歯がゆいのよ、その唇 キスする場所 間違えてる・・」と、うたってたけど、これもマジメな顔して大胆な歌だったな。


もっくんも、アメリカで賞とって、ついつい悪口いってしまったけど、ウエンツさんも、なんか痩せてきたけど、大丈夫かな?あゆとか、あややの健康的な太ももが懐かしいですね。


サザンのスキップビート、「腰をからみつけ スキップビート スキップビート スキップビート」って詞。


早口でいうと、「腰をからみ スゲエ すけべえ すけべえ すけべえ」って聞こえる。ファンをからかってるんでしょう?(笑)テレビで卑猥な表現やめろと苦情きても、これなら言いわけできる。


僕はロマンチストじゃないからね。マチャミなんかも、ロマンチックな言葉はいてもらうこと、期待し
てるらしい。年上のくせに・・


リアリストになるほど、ロマンチックなものから離れていくわけでしょ。辻人生さんの小説は、読んだことないけど、フランスの奥さん方の賞かなんかもらってる?ロマンチックな言葉、吐いてるんじゃないかな。


釈迦が出家して、立派な青年だということで、是非、美貌の娘をもらってくれと頼まれた。だけど、美貌だろうと、所詮、女というのは、一枚皮をはいだら、糞尿でしかないんだみたいなことをいって、恨みを買ったらしい。数年後にその娘が、どっかの国の王妃になって、そこに釈迦が訪れて、娘がそのことを覚えていて、あらぬ噂を流して釈迦を迫害した。それで、弟子が逃げましょうとすすめたら、これはいま受けないと、どこへいっても後々引きずることになるんだといって、居座ったらしい。山本七平さんの本に出てくる。


聖人というのは、優しくてあまり激しいことをいわないと思われがちだけど、そんなことない。褒め言葉をいうことで、実は毒がまかれるんだと。


ただ、難しいのは、我々が真似しようとすると、視野がせまくなったり、不機嫌になったりする。松けんさんだったか、小雪さんだったか、コラムというのは、ねたみ、そねみ、ひがみの三みで書くといってたけど、そこが凡人と聖人の違いなわけ。聖人は、愛が基本なわけだから・・


もっとも、メドベージェフさんの国のトルストイの言うように、愛というのも、実は98%まやかしもんらしいけど。


性的なものは、まともに考えたら、不潔なものが多い。とりつかれたようにというか、夢中になって飛びついたりすると、それがわからなくなるんだろうね。


病気にしたって、たとえば、医学が発達したというけど、誤診とか、医療ミスで亡くなるケース、どれくらいあるかとか、臓器移植した患者が、どれだけ生きたとかいうようなデータも、もっと出してもいいと思いますね。ドクさんなんかが、子供を授かったのも、現代医療のお陰なんだろうけど。河野さんも、お父さんに肝臓移植した。


コラムニスト●
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森田益郎


 

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